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ほっとTIMEコラム

第9話:パンジーとビオラ

第9話:パンジーとビオラ

極寒の真冬でも元気に咲くパンジーとビオラ。パンジーは別名三色スミレともいい、欧米で野生のスミレを交配し品種改良を重ねて作られました。日本での歴史は古く、江戸末期に渡来しています。その花首がやや下を向き咲く様子から、フランス語の"考える/思い"を意味する「Pensee(パンセ)」が語源となっているそうです。なるほど、パンジーの花言葉が「もの想い」だというのもうなずけますね。一方のビオラは、パンジーよりも原種のスミレに近く、小ぶりな花が密集して咲き花色も豊富なため、パンジーと並びガーデニング向きで人気のある品種です。

どちらも花が終わったらその花を茎ごと取ってやると次々と新しい花芽が上がり、2〜3か月近く長い間花が楽しめます。せっせと咲く健気なその姿に、ビオラの花言葉「誠実」を重ねてしまいます。

野生のスミレから生まれた従姉妹同士のようなパンジーとビオラですが、近年交配が盛んに行われ、その境界が曖昧になってきているそうです。一般的に花が5〜6p以上のものがパンジー、それ以下のものがビオラと判別します。

江戸時代に日本に入って来た時は、班の入った花が人の顔に似ていたことから「人面草」とも呼ばれていたそうですが、欧米での語源「Pensee(パンセ)」に比べるとちょっと夢が無いですね。

とはいえどちらも花を人に例えたもの。
「人の振り見て・・・」ではないですが、パンジーの花言葉になぞらえて、思慮深さだけでも心掛けたいものです。